「ありがとう」の反対語は「当然」 | 不問日報-号外

2011年12月4日日曜日

「ありがとう」の反対語は「当然」

「ありがとう」の反対ってなんだと思う?と聞かれました。
ありがとうの反対?なんじゃろ?僕はとっさでしたので「無関心」?と答えましたがブーでした。
答えは「当たり前」
やって当たり前。出来て当たり前。家庭でも会社でも。
引用:はたしてそれはマーケッティングなのか?: しでかしちゃった改めありがとう。
何をきっかけに見かけたのか忘れてしまいましたが、
「ありがとう」の反対語は「当然」であるというお話。

「好き」の反対は「嫌い」ではなく、「無関心」という話に似ています。
共通するのは意識を向けているかどうか、だと思いました。
「好き」や「嫌い」は意識が向いていますが、
「無関心」は意識が向いていません。

冒頭の話も意識を向けるからこそ「ありがとう」なのであって、
意識を向けなければ「当然」となってしまいます。
みなさんの周囲にも「当然」が眠っていないでしょうか?
19.何事においても「当然」だと思い込まないでください。
人生は贈り物です。
情報も贈り物です。
あなたは他人にはできないことができます。
あなたは他人の知らない知識をたくさん持っています。
あなたに住む家があることは当然ではありません。
あなたが事故に合わないのは当然ではありません。
あなたの目の前に食べるものがあるのは当然ではありません。
あなたに恋人がいるのは当然ではありません。
あなたに家族がいるのは当然ではありません。
あなたが日本に生まれ、今この時代を生きていることは当然ではありません。
ただ、それが当然だと思い込んでいるから、気づかないだけです。
感謝の気持ちを忘れると、ある日突然目の前からなくなります。
引用:20代が日本で夢を叶えるために気づいておきたい20の事実。
今生きて、生活をしている中で、
何ら気にとめていないような当然のことが、いかに有り難いか、
少し立ち止まってみるとよく分かります。
私生活においても、仕事においても。

ありがとう、という言葉で考えると、人に対する感謝をイメージしますが、
実は人ばかりではなく、今自分が置かれている状況にも言えます。
日本という国に生まれてきたことも感謝すべきことです。
海外に行くと日本がいかに恵まれているか、毎回感じます。

感謝するには、ある程度の想像力や考える幅が必要かもしれません。
海外に出ると、日本では当然のことがいかに有り難いか、それが見えるのと同様に。

自分の周囲の人や状況について、一度深く想像を巡らせてみると、
自然と感謝の気持ちが湧いてくるように思います。

めまぐるしい日々のときこそ、立ち止まって考えたいことです。